増刷『ガン呪縛を解く』『隠された造血の秘密』

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稲田陽子

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『ガン呪縛を解く~千島学説パワー』(稲田芳弘著)は、
読んで字のごとく、ガンに対する先入観や思い込みから来る
心の呪縛を解くために書かれたものである。その根底には
千島学説という革新的な学説の叡智が流れている。本当に
本来のガンは恐いものなのだろうかと、著者の稲田は、疑問を
投げかけている。

ガンは、何らかの原因があってできるものだが、それは
所詮自分の細胞が変化したものであり、自分の中の造反分子だ。
その細胞に愛を与えること。千島学説は、自己免疫力を高めて、
自然治癒さえも用意している。稲田は、治癒へのマップが
千島学説にはあるのだと語る。

だから、ガン宣告されても、がっかりしたり、諦めてしまうことは
ないと、励ましている。

稲田の学生時代の親しい友人から、一本の電話があったのは、
昨年の12月のことだった。その電話に、コロナ後遺症まっ最中の私も
気持ちを奮い立たせなければならなかった。その友人は、末期ガンを
宣告され、どうしたら良いものかと、私に相談を持ちかけている。
末期ガンでもう手のほどこしようがないものの、抗がん剤治療を
受けているようだった。そんな友人に私は、答える術もなかった。
しかし、動揺の中におられるに違いない方にどうお役に立てられるのか
確信の持てぬまま、そうであっても何かしなくてはという気持ちだけは
あったので、その方が知りたい情報は必要なだけお伝えした。

最近の欧米では、ガンに罹患する人の数が減っていると聞く。
これは、食事を変えたり、代替医療が充実しているからだと
言われている。つまり従来型の治療ではなく、サプリを含めた
代替医療が注目されているという。これに比べると、日本の
場合は、少しずつ変化はしているとはいえ、圧倒的に従来型医療が
大勢を占めているのが現状だ。そのためか、どんなに最末期で
あっても、抗ガン剤治療は普通に選択肢に入っているらしい。
実はこの友人もそうした一人になっていた。

彼は、ずいぶん前に『ガン呪縛を解く』を読んでいた方であり、
その趣旨も了解しており、今回も生きる意欲が大きかったはず
だっただけに、とても残念である。彼はカトリックのクリスチャン
でもあったが、この場合のスピリチュアルな意味は別として、
例えば、余命宣告などがすべての人とって必ずしも良いことなのかは、
別に考えるべきなのかもしれない。そんな思いがふと浮かんだ。

こうしたジレンマは、ガンの裏側には山のようにあることだろう。
『ガン呪縛を解く』は、この山を崩しつつ、社会現象である
「ガン呪縛」を解くにはどうしたら良いのかをわかりやすく語っている。
時に、ジャーナリストとして突っ込んだ話題に取り組み、その根底に
ある千島学説を詳細に解き明かしてもいる。そこから稲田自身
の「人間学」のようなもの、生き方も滲み出てくるようである。

一方、『隠された造血の秘密』は、専門的な立場から興味深い
千島学説論が展開されている。著者の酒向猛医師は、外科医として
勤務しながら、千島学説的治癒法とも言える独自の読本を印刷し、
希望する患者さんに配布していたという。これは、ガンにどう対応し、
どう対処するのが良いのか、その実践法を詳細に渡り解説した
ものである。こうした熱意は、その後実際に書籍として、出版
につながっているが、『ガン呪縛を解く』にも酒向先生について紹介
されてもいるので、ご一読してはいかがだろうか。

さて、『隠された造血の秘密』は、圧巻なのが、何と言っても
腸管造血説と幹細胞論だろう。まさに千島学説を語る上で
必須のトピックであり、「STAP細胞」論にもつながる注目の
展開を見せている。この論が千島学説の主訴と相似であるのは
見逃せない。もっとも、千島も、またこの書籍もSTAPよりも
以前のものであることを特に書き添えさせていただければ、と思う。

「あらゆる細胞は、血液に戻り、血液はあらゆる細胞になる」
という千島の観察事実を現代の最新の研究を参照し、解説している。
つまり、赤血球こそがそのキーを握っているというわけだ。
巻末には、腸管造血説を支持するとみられる論文についても
掲載されている。

増刷発刊されている、ロングセラーの『ガン呪縛を解く』
『隠された造血の秘密』を当オンラインよりぜひお手元に。
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