~~~医学的に証明されているプラシーボ効果
稲田陽子 プラシーボ効果(反応)は、『ガン呪縛を解く~千島学説 パワー』(稲田芳弘著)や『治るがんの愛と運の法則』 (松野哲也著)に記載されているように、シンプルに表現すれば、 病が治癒するときに必要な治癒エネルギーとも言えるものだ。 これは、偽薬でも症状の改善をしてしまうというもので、いわば、 信じることや思い込みにより、実際には薬効のある成分が入って いない薬が効果を上げる現象だ。 医学の世界では、新薬の治験などで二重盲検法が実施され、 一定数のプラシーボ効果が見られることは、科学的な事実である。 最近の研究では、このプラセボ効果が起きると、脳内の神経 伝達物質の増加が確認され、とくに報酬系のエンドルフィンが 増加する。さらに、パーキンソン病で減少するドーパミン、また セロトニンなども増えることが分かっている。 こうした物質の増加は、達成感ややる気、落ち着きなどの ポジティブな反応を引き出すだけでなく、強い痛みや、倦怠感、 睡眠障害なども軽減、緩和すると言われている。これにより、 生活のQOLが向上する。 もちろんこれだけではない。実は、病の治癒にも大きな 希望をもたらすかもしれないと思われる。 この希望を基に自然治癒力さえも引き出されようとするからだ。 免疫力の活性化が自然に起きてくるという。 そのため、炎症などの改善が促進されるわけだ。 千島学説では、ガンは慢性炎症だと言われるが、免疫力が 強化されれば、ガンにもよい影響がある可能性も出てくる のかもしれない。ただ、ガンの自然治癒はそれほど簡単な ことではないのは、言うまでもない。 千島学説的に言えば、ガンに向き合うには、気血動の調和が 重要であり、エネルギーとしての気を整え、食事療法を実践し 血液をきれいに保ちつつ、体を動かすことが推奨されている。 腸管造血説は、千島学説の主要な原理であり、最近この説が 実証された。コロンビア大学の研究チームの偶然の発見 として、『隠された造血の秘密』(酒向猛著)に紹介されている。 つまりは、免疫細胞が集まる腸で造血が行われており、腸を 活性化することにより、元気な赤血球が醸成され、よい細胞が できるのがガンの改善につながるという。このプロセスに 気の概念が介入して、いわゆるプラシーボ効果を作り出して いくと考えるとわかりやすい。脳内の幸福度が、思いのほか 病の回復に影響するということでもある。ホリスティックな やり方で、ガンと共生したり、寛解する事例には、そうした 「プラシーボ効果」が混入しているのだろう。 参考/『ガン呪縛を解く~千島学説パワー』(稲田芳弘著) 『治るがんの愛と運の法則~松野哲也博士のプロトコル』(松野哲也著) 『隠された造血の秘密』(酒向猛著)