松野哲也さんのプロポリス

~~~自らの進行がんが治癒の道へ

稲田陽子

松野哲也さんは、元コロンビア大学がんセンター教授であるが、
ご自身が進行がんに見舞われ、その治癒に向けたプロポリスを
開発し、ガンを改善、克服した。ガンが見つかったときには、
すでに進行しており、すぐに手術や抗がん剤など従来の治療を
緊急的に勧められた。しかし、そこには拘らずにプロポリスを
飲み続けた。すると、不思議なことにガンは成長を止めて
しまったという。

当初、松野先生は、抗がん剤をプロポリスから作る予定で
研究を進めていた。ところが、9種類の抗がん物質を発見して
いたのに、単独に取り出し確認すると、毒性が強く酷い副作用が
あることがわかった。先生は、人間への応用を即座に中止
する決断を下した。そこで閃いたのが、全体的なプロポリスの
活用である。つまりは、ポロポリスを天然のまま丸ごと
飲用するのなら、副作用もなく安全に摂取できる。

これでいったい成果があるのかと思われるかもしれないが、
大きな躍進を生体内にもたらしたようである。これについて
松野先生は、書籍でプラセボ反応に言及しながら、この
実存的な精神作用を医療的な意味のあるものと述べている。
治癒には、この反応は必要なものであると考え、千島学説的
に言えば、気血の気に当たる発想と言える。

もちろんプラセボ的なものは見逃せないとはいえ、改善された
のも事実である。抗がん物質が含まれているのも事実である。
しかし、これだけでは大きな効果があるほどの薬理ではなく、
やはり長期に渡り、食養生のように飲み続けたことも生体に
よい影響を与えたと思われた。さらには、ガンの原因となった
らしい環境的なものや精神的なものが取り除かれたというのも、
ガンの改善に役立ったと語られている。

このプロポリスは、先生の家族にも愛飲され、義母のガンも
改善され治療が不要になったそうだ。知り合いでもあるガンの
方々にも勧めると、やはりよい結果が出る。こうした口コミの
ようなカタチから始まり、この天然のプロポリスが広まって
いったわけである。

プロポリスから抗がん物質を単独で取り出すと、副作用が強く
安全性に問題があっても、全体的なプロポリスの摂取なら、
体内のバランスを崩すことなく、免疫力を高めていく働きを
促進していくようだ。まさに、ガンを改善する薬は、体内に
あるということになる。

これは、ガンは、免疫力が高まると、勢力を小さくする傾向が
あるということでもある。松野先生は、物質的なプロポリスの
飲用に加えて、ガン細胞に愛を送る試みを勧めている。
心身のバランスや心の平安が大きく治癒に関わるからである。
こころの作用は、ガン患者を救うカギとなるにちがいない。
詳細は、こちらで出版したご著書『治るがんの愛と運の法則
~松野博士のがん治癒プロトコール』を読まれてはいかがだろうか。

参考/『治るがんの愛と運の法則
~松野博士のがん治癒プロトコール』(松野哲也著)
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。