『ガン呪縛を解く~千島学説パワー』の英訳

~~~千島学説と生き方、そのガン観を伝えたい!

稲田陽子

『ガン呪縛を解く~千島学説パワー』(稲田芳弘著)を
英語で翻訳を始めてから、随分と時が経った。締め切りを
定めていないせいもあって、コロナ時代もあっさりと通過
してしまった。いまも、ネイティブの方の指導を受ける
ワークショップに、分厚い原本を抱え、もう一人の翻訳者の方と
通っている。都合でお休みも多いのだが、何とか続いている。

お手伝いくださっている翻訳者の方は、英語の通訳が本業で、
ある英語スクールで日本語への翻訳の先生であったときに、
翻訳をライフワーク的に取り入れたいと思っていた私が
「生徒」になったというわけだ。
その方がご高齢で「先生」を引退するのを機に
思い切って夫の本の英翻訳者を探しているというお話を
すると、とても大きな関心を持たれた。

翻訳スクールでは、久しぶりに楽しみながら勉強を
した記憶がある。実は、その昔、ビジネス翻訳の資格を
取っていたのだが、それではあまり面白味がない。
やはり目標は、フィクションやノンフィクションの世界。
実際、そんな夢を揺さぶるような学校もあり、頭の中でシュミ
レーションをすることもあった。

しかし、私の中には、夫の本を海外に紹介したいという
思いも強かったため、ことは全て現実に戻った。
幸いなことに、英翻訳を手伝ってくださる方も
見つかった。私は、ためらわず『ガン呪縛を解く』の
英翻訳に向かうことになった。

この書籍は、千島学説を紹介しつつ、著者自身の生き方や
ガン観を語るもので、本当のガン治療とは何なのかを
深く考えさせられる。いったいガンは、ガンそのものではなく、
副作用などが原因で亡くなる方も多いというが、どうなのだ
ろうか。従来の治療の弊害だと、著者は明快に述べている。
また、実際にそうした事例も珍しくなかった。あれから、
歳月が過ぎても、ガン治療の求める姿というのは、
いまも同じであるに違いない。ガン治療が再発に弱いのも、
いまも変わらないようである。

こう考えると、ガンとは何かという根源的な問いかけが
必要になるのではないだろうか。千島学説は、ガンの治療法
を語っていない。しかし、ガンを改善に向かわせることは可能である。
それを、ガン患者に語りかける。気血動の調和という言葉は、
千島学説由来であり、そこに心と体の基本的関係性が示唆されている。
体は、赤血球を介して免疫力を高め、よい食物は腸管造血で
正常な細胞を作り、腸は免疫器官としての役割を持つ。それに加え、
気を正常化することは、血液を活性化して血流を改善し、全身に
よい影響となる。

ガン患者にとって、この健康観は大きな希望を与えるものである。
従来の医療も、代替医療も全てではない。必要なのは、その人に
合ったホリスティックな治療法なのかもしれない。

さて、この書籍は、専門用語も多く、化学、生物、物理、医学と
幅広い。英文を組み立てていくだけならまだしも、内容の難解な
ところ(ホログラフィック宇宙論や素領域理論等々)には、苦労も伴う。
しかも、できるだけネイティブイングリッシュに近づけなければ、
とも願う。そのためにも、イギリス人の先生の指導は受けている
とはいえ、ゴールが見えるまでには、まだ少し時間がかかり
そうである。

参考/『ガン呪縛を解く~千島学説パワー』(稲田芳弘著)
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。