〜〜〜ただいま増刷中!読み継がれる書籍
稲田陽子
昨年の年末から今年の1月にかけて、『ガン呪縛を解く』
(稲田芳弘著)と『隠された造血の秘密』(酒向猛著)が
完売となった。お申し込みの方々へは増刷中のため、
いましばらくお届けできないのが残念である。
2冊とも、読み継がれていくにふさわしい内容と話題性を
持ち合わせており、時代の変化にも対応しながら、普遍的な
課題を投げかけている。千島学説を基とし、ときに白熱した
議論が展開されていく。定説が本物かどうか誰もが疑問にも
思わないなか、千島学説は、その真摯で優れた実験観察により、
生物学の基本的な定説を覆してしまうのだから、驚きだ。
両書は、そんな革新的な千島学説が、ガンとは何か、血液とは何か、
細胞はどこから発生するのか、とりわけガン細胞の成り立ちは
どのようなものなのかなど興味深い内容を提供している。
『ガン呪縛を解く』は、加えて豊富な事例や論文を紹介しガンと
その治療のあり方についても述べるとともに、ガン患者でもあり、
ジャーナリストでもあった著者自身の生き方も発露され、圧巻である。
稲田は、気の世界をも捉えた千島のAFD現象(赤血球から分化して
細胞にいたるプロセス)が宇宙的な相似象を介して、「量子真空」
による量子論にまで発展していくのに最先端の研究を踏まえた独自の
論拠を与えつつ、伴走する筆は、終わるところを知らない。「コヒー
レントな光」が単なる物理現象に終わらない筆の進め方に、大きな
勇気を与えられるのではないだろうか。
一方、『隠された造血の秘密』は、医師である著者が、千島学説の
血液理論について専門的な解説を行なっているが、いつしか「あらゆる
細胞は血液から生まれ、血液に戻る」という現象が印象深く心に明記
されている。ここには赤血球分化説やガン細胞が血液に戻る現象などが
含まれているが、と、同時に多くの研究論文なども紹介され、千島の
説く赤血球の造血幹細胞論を強化していく点、注目に値する。
増刷の刊行は3月初旬の予定である。お求めは、Amazonや他のネット書店、
書店(ご注文もできます)、当オンライン(送料無料)まで。
ご予約は、この HPのお問い合わせからも可能です。
稲田芳弘の誕生日2月11日に…
(生誕77年)