~~~マスコミが伝えない長期の影響。本当に安全?
稲田陽子
新型コロナのワクチンは、本当に安全なのだろうか。
とくに長期にわたって観察されていないだけに、これには
誰も正確に答えることはできない。はっきりしたことが
言えないまま、そのまま一種の「人体実験」にならざるを
えない。新種のワクチンは打ってみなければわからない
からだ。
こう書くと、不安を煽るように思われるかもしれないが、
マスコミの一方向の報道よりも、よほどマシである。
というのも、マスコミは、ファイザーが「安全性、有効性が
高い」と言えば、そのまま鵜呑みにし、これまで使った
ことのないワクチンの性質には何も言及していない。
「安全なワクチン」と触れ込むマスコミの煽りは、この
コロナ禍社会を脱出するには、ワクチン路線で集団免疫を
達成するしかないというところから来ている。
このため、人々は、完全に「臭いものにフタ」をされた
ワクチンに希望を託し、いわゆる安全神話を内面に作り
始めている。ニュースは、「白衣を着た医療従事者」が
率先してワクチン摂取をしている様子が映し出され、
それを見れば、人々は自分も大丈夫なような気がする。
多少の副作用は報告されたものの、それほどリスキー
でもなさそうに見える。それに何よりも、社会や人々の
安全のために自らワクチンを打つ姿に感動すら覚える
かもしれない。
映像の効果は、大きい。ワクチンに肯定的な医療従
事者しか登場しなければ、人々の目には、そのままそれが
正しいものとして印象付けられる。はたして、それでいい
のだろうか。人々は、肯定的にしか説明されなければ、
早くコロナ禍社会から脱出するには、「ワクチン摂取しか
ない」と、思い込んでしまうだけである。
さらに、高齢者への摂取も急いでいる。しかし、ノル
ウェーやスペインでは、ファイザー製のワクチンを摂取
した高齢者が、摂取後何人(ノルウェー/3万人中29人、
スペイン/78人中7人)も亡くなるという厄介なことが
起きている。こうしたことはワクチン熱の入った日本
では、あまり騒がれていないのが現状である。おそらく
免疫力の低下した高齢者や持病持ちの方にはリスクが
増える可能性も考えられて、当然ではないだろうか。
mRNAワクチンというこの新型のワクチンは、いわ
ゆる遺伝子組み換えのタイプで、これまで認可の対象
になったこともなく、人類が初めて体験するものである。
それだけに、慎重な対応が求められるが、今回は緊急
事態を受けた大短縮開発と認可で早急に人体に使用され
ている。まさに前代未聞のことが始まっている。
だから、副反応も、短期のものしか観察されず、長期的
に何が起きるのか、5年、10年、20年後にどんな反応が
起きるのか誰にもわからない。煽る気はないが、神経系の
副作用は、怖い。まさに「人体実験」状態なのである。
マスコミは、なぜかこの問題に触れようとしない。
このワクチンが安全であるとする根拠に、コロナウイ
ルスの遺伝子・RNAが宿主の 細胞の核に入り込むこと
はなく、その前に分解されてしまう点が挙げられている。
ただ、これは動物実験では確認されたという話もあるが、
ヒトでは詳細がわかっていない。
そんななか、気になる情報もある。何とヒトの体細胞の
核の中にウイルスの遺伝子が取り込まれたことを確認した
とする論文が発表されたという(大阪市立大学名誉教授、
井上氏の言説)。しかし、この種の重要なことについても
マスコミからは何も聞こえてこないのも、なんとも不自然
である。
こうしたワクチンの懸念には目を背け、人々はマス
コミの唱える編集された「安全神話」から「ワクチンは
推奨されている」と刷り込まれてしまった。本当は、様々
な議論があってしかるべきである。不思議な現象が起きて
いる。
ちなみに、ワクチン摂取の証明書が普及し、社会的に
機能し始めることがあれば、ウカウカとコンビニにも
入店できなくなるかもしれない。まともな神経なら、
そんな日が来ないことを切に願うはず…。