~~~お待たせしました!「STAP細胞事件の深層」も解説。
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稲田陽子
昨年の1月に華々しく世に出た「STAP細胞」は、千島学説の証明に一役買うことに
なるかに思われたが、検証実験の失敗で論文の「捏造と改竄」という不名誉な
烙印が押された「社会的事件」の一つとして決着が付けられてしまった感が否めない。
少なくとも、マスコミの世界ではそんな意識が強い。確かに、マスコミが報道
するように、小保方さんらの論文では再現性がないのだから、「STAP細胞は
存在しない」ということになる。
しかし、これは、科学的には正しい考え方ではない。論文では再現性がなかったという
事実を語っているに過ぎないのであり、再現できる可能性がないということではない
からだ。適切な手段で、死にゆく細胞が初期化され、STAP細胞ができる可能性は立派に
残されている。現に、熊本大学の太田訓正準教授の研究室で塩酸の溶液ではなく乳酸菌を
使用して、ヒト皮膚細胞から多能性細胞を作り出したのだという。この事実は、どのよう
に考えればいいのだろうか。
ここに千島学説の概念が入ると、非常にわかりやすくなるのではないだろうか。
『隠された造血の秘密』の改訂版(弊社Eco・クリエイティブ刊)が、本日3/11に
刊行されている。著者で医師の酒向猛氏は、千島学説研究の第一人者として、
「STAP細胞は存在すると考えている」と、本書で明言している。
改訂版出版にあたり、『エピジェネティクスとSTAP細胞論争』の章が新たに
加わった。世界的に新しい生物学の潮流が押し寄せていることなどが示唆されて
いる。ガンの本質的な理解を促すように生物学や医学のパラダイムチェンジが
起きても少しも不思議ではない時代になっているのに、現実にはそんな重要な
転換期を迎えていることにあまりに無頓着ではないだろうか。
本書『隠された造血の秘密』改訂版は、3月末日まで予約販売価格で提供いたします。
※予約販売価格2,000円(税込み、送料無料/定価2,160円)
関心のある方は、ぜひご一読してみてはいかがでしょうか。
もみくちゃにされた「STAP細胞」