~~~愛の鬼才、西村久蔵の「江別キリスト村」末裔、
佐藤根恵さんがゲスト。「祈りは呼吸と同じ…幸せの源泉」
稲田陽子
今夜8時は、「稲田芳弘の『呪縛を解く時間』
ガン呪縛を解く&不安呪縛を解く」の時間です。
今夜は、終戦後に満州から引き上げ理想郷の建設を夢見た
西村久蔵氏の「江別キリスト村」の末裔、佐藤根恵さんを
ゲストにお招きし、その生き方を通して、「宗教的感性」の
素敵さをお話いただきます。
※「江別キリスト村」については、再ブームとなっている
作家・三浦綾子の著作『愛の鬼才ー西村久蔵の歩んだ道』
(三浦綾子著)をご参照ください。
佐藤根さんは、1953年10才のときに、敬虔なクリスチャンの
養父と母とともに「江別キリスト村」に入植しました。
学業を唯一の楽しみに両親を手伝い、畑の労働も一緒に担ったと
いいます。それでも太陽の恵みを受け、たくましく育つ野菜の世話を
する日々のおかげで、佐藤根さんは、心も体もとても健康に育ちました。
その後、18才で自立し、人生を体験した後、再び、「江別キリスト村」に
戻ってきました。
そんな佐藤根さんの心にいつも息づいていたのは、「祈り」…。
いま、佐藤根さんの住まいの横には、小さな「祈りのサロン」が
あります。とても小さな可愛らしい「祈りの家」です。
これは、佐藤根さんの思いに共感する方々がボランティアで
作ったのだそうです。宗教の違いにはこだわらず、いつも
あたたかく迎え入れるいわば「小さな教会」と言ったところかも
しれません。
佐藤根さんの暮らしは、「江別キリスト村」のように
祈りと畑仕事を背景に、人々との交流を大切に巡っていきます。
今夜は、佐藤根さんに『赤毛のアン』の主人公アンのように
イメージすることの楽しさも感じられのでは…