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稲田陽子
『カタカムナへの道』(関川二郎著/稲田芳弘編
/Eco・クリエイティブ刊)が、予定通りに発刊されました。
予約販売から2ケ月、途中私の予期せぬ急病などで
ご迷惑をお掛けすることになり、大変心苦しく思って
おりましたが、ようやく皆様のお手元にお届けできる
運びとなり、本当にホッとする思いです。
また、お気遣いのメールなどもいただき、本当にありがとう
ございました。
この「カタカムナ」文献は、楢崎皐月氏によって伝えられ、
解釈された僭象の天然物理とも言うべきもので、天才的な
科学者であった楢崎皐月氏は、この「カタカムナ」から
「静電三法」を発想したと言われています。
その後、楢崎皐月氏は、カタカムナの本質を伝えるのは女性が
ふさわしいとして、後継者に宇野多美恵氏を選びました。
女性原理の時代の到来にさきがけ、長らくこの宇野女史のもとで
「カタカムナ」はさらに研究されて多くの書物となり、
その読者層を中心に生きながらえることになったのです。
しかし、同時に、カタカムナの研究をする市井の人々も
いないわけでなく、ふしぎな伝承である楢崎「カタカムナ」への
関心は、時代の潜象にあってすたれることなく、いまに息づいています。
こうした「カタカムナ」の編纂も、実は、若かりしころ稲田が
楢崎皐月氏に出会い、直接フィールドワークなどで
「カタカムナ」の教えを受けたことが、大きな切っ掛けと
なったと言えます。
この体験が原動力となり、さらに「ガン呪縛を解く」講演会での
芳賀俊一氏との出会いなどいろいろな偶然(必然)が重なって、
とうとう2009年に、楢崎皐月氏から宇野多美恵氏の系譜を受け継ぐ
関川二郎氏の『カタカムナへの道』が世に出ることになったのでした。
「カタカムナ」が広く市民社会に受け入れられる素地ができたいまこそ、
稲田が言うように「時、満てリ」なのかもしれません。
いよいよ、「個とカタカムナの出会う」時代の到来です。