STAP細胞発見の本質とは?千島学説立証の切り口 

~~~「『ガン呪縛を解く』は千島学説復権の奏風だ!」

(『荒野のジャーナリスト稲田芳弘~愛と共有の「ガン呪縛を解く」』表紙より)

 

稲田陽子

 

『ガン呪縛を解く~千島学説的パワー』(稲田芳弘著)は、

ガンの根本的な医療観と生命医学観を求めるものだが、その根幹の主張

である「千島学説」に大きな信憑性を与えるニュースが飛び込んで来た。

理化学研究所の若き女性研究者、小保方晴子さんが、血液細胞である

リンパ球にストレスや刺激を与えることにより、STAP細胞という

初期化された体細胞(万能細胞)を作成することに成功したという。

これは、まさしく、千島喜久男が唱え、長く封殺されて来た

「千島学説」の第一原理と第二原理を立証するものにほかならない。

しかも、リンパ球への刺激は、「細胞に栄養を与えず飢餓状態にする」

手段も取るなど、千島手法を彷彿とさせる。

 

夫、稲田は、書籍に「現代医学の基礎理論がそもそも間違っている。

間違った現代医療にガンの完治は望めない」と、そう銘打ったのも、

実験実証という観察事実に裏づけられた「千島学説」への確信が

強くあったからで、ガン患者として、ジャーナリストとして、

話題の書を著した。

 

稲田は、千島喜久男がノーベル賞候補になりながら、時の「権力」

である医学界に半世紀以上も封印されてきたその革新の医学理論

「千島学説」に「真実の生物学」のパワーを見出しており、それに

呼応する多くの事証を交えつつ、千島喜久男の人生、研究とその真価、

封印にいたる理不尽な道程を如実に語っている。

 

元岐阜大学教授の千島喜久男博士は、研究者としてはろくな研究費も

与えられなかったというが、そのために研究材料は身近なものに

ならざるを得ず、それが反って、だれでも着手しやすい実験手法を選ぶ

こととなった。このあたりも、「リンパ球を弱酸性溶液に付けるという

小学生でも実験できる」手法で今回の大発見をした小保方さんに通じている

ようだ。従来の科学などの先入観をすべて捨て、ありのままに事象を観察

することに徹したのだという。

これなどは、千島博士は言うまでもないことであろう。

 

生物学研究者のプロとして、目の前の事実をありのままに観察し、

記録した千島喜久男の膨大な研究成果から「千島学説」が誕生した。

しかし、この学説は、誰でもが簡易に追試実験が可能であった

にもかかわらず、学会からは冷遇されていたため、研究者の益には

到底なり得なかった。当時から日本の学界は、従来の生物学を書き変えて

しまうほどの発見を「ありえない」「非常識」として、完全に

封印してきたのだった。

 

それがどうだろう。今回の大発見は、血液細胞(白血球)から

体細胞ができるとした千島喜久男の「赤血球分化説」そのものでは

ないだろうか…!

さらには、体細胞が血液に逆分化する可逆説を立証しうるものであろう。

※千島は、AFD現象を介して、「赤血球(従来の説を覆し、幼い血球とした)

→白血球→体細胞(万能)」といった変容を観察事実として記録。

AFD現象については、『ガン呪縛を解く』に言及があるほか、

『水と珪素の集団リズム力』(Eco・クリエイティブ刊)の著者、中島敏樹さんが、

集団リズム力によって新しい生命場を創出する水の性質として、

拙著『荒野のジャーナリスト稲田芳弘~愛と共有の「ガン呪縛を解く」』の

巻末資料で物理科学的に解説されている。

 

今回のSTAP細胞発見には、半世紀以上も封殺されてきた「千島学説」の

明解な立証の道を切り開いているのは、事実である。

千島博士は、8大原理を持って、生物学の「教科書」を書き変える

一つの学説を成すとしている。

 

国連のWHOですら、健康の条件に心身だけでなく、霊性を挙げており、

人間の健康をホリスティックな視点で考察する時代である。

その意味でも、「心身一如の弁証法」「気血動の調和」の一つの根拠となる

千島博士の血液理論は、心身をトータルにホリスティックにとらえる

「自然治癒力」の働きを解明する有力なパワーとなるものだ。

こうした一連の原理を観察実証から導き出している千島学説の

再評価こそ、いま、切に望まれる。

 

医療は、確実にその質を深め、進化するはずである。

 

 

●今回のSTAP 細胞について解説されたブログを

見つけました。以下、参考にどうぞ。

 

 

STAP 細胞の原理は?

http://openblog.meblog.biz/article/20842394.html

 

 

STAP細胞と千島学説1

http://snn-05.jugem.jp/?eid=229

……引用開始

3年前※に亡くなった稲田芳弘さんがご存命なら、遺伝子操作の必要性から『iPS細胞』の

癌化リスクが高いことと併せて、万能細胞と千島学説の関係について明確な解説を聞くことが

出来たと確信する。……引用終了

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