ソマチッドは免疫のバロメータ、笑いにも反応

~~~共感がつないだ『ソマチッドと714Xの真実』

稲田陽子

コロナ時代を体験し、免疫力の大切さを実感したという
人々も多いのではないだろうか。ワ◯◯◯の後遺症も話題に
なっているものの、なかなかマスコミに正面切って登場しないのは
困った話である。しかし、少し荒っぽい言い方だが、免疫力が
健全であるかどうかは、実はガストン・ネサーンの唯一無二の
顕微鏡でソマチッドを観察すれば、はっきりと認知されうる可能性も
ある。それは、ソマチッドがその宿主の健全さを測るバロメータ
だからである。

このソマチッドの真実を求めて、ボランティア活動家として
知られた山田バウさんがソマチッド基金を立ち上げ、ガストン
・ネサーンを訪ねる訪問団結成を仕掛けたのは、2008年のこと
だった。稲田の『ソマチッドと714Xの真実』が出版されたのも、
この訪問団に稲田も参加し、ネサーンに感銘を受けたことが
大きな契機となっていた。こうした仕掛けを実現するまでには、
山田バウさんが以前から知り合っていた稲田の『ガン呪縛を解く
~千島学説パワー』を読み、大きな共感をもたれただけでなく、
その中に書かれていた「ネサーンのソマチッドと714X」に多大の関心を
寄せた経緯も忘れることはできない。というのも、714Xにガン患者の
希望を見出したためであった。

こうした山田バウさんの共感が稲田に伝わり、その輪は医師の萩原優
先生に波及しながら、稲田もラジオや講演会、HPなどで協力を
呼びかけた。すると、全国からさざなみのように共感が広がった。
おかげで、瞬く間に、ガストン・ネサーンを訪ねる訪問団が結成され
カナダ行きが実現した。クリストファー・バードの『完全なる治癒』で
言われていることは真実なのか?この訪問は、果たして、それを確かめる
ためでもあったわけである。

詳細は、『ソマチッドと714Xの真実』をお読みいただきたいが、
直接セミナーを受け、ソマチッドについて学ぶと、ジャーナリストの
夫は、そこで得た素晴らしい収穫を是非とも書籍として伝えたいと
いう強い思いに駆られたのは言うまでもない。一方、バウさんから
始まった熱い思いがあったからこそ、この書籍の発行につながった
とも言える。その書籍、『ソマチッドと714Xの真実』が重版となる。

ソマチッドというのは、ガストン・ネサーンが発見し、命名した微小な
生命体のことで、ネサーンが開発した革新的な光学顕微鏡でなければ
観察できない。この顕微鏡こそ、3万倍という世界で唯一のものであり、
これ以外ではソマチッドが明瞭に見られないものである。ネサーンは、
独自の顕微鏡をソマトスコープと呼び、これによりソマチッドの生態を
事細かに観察し、その実体を明らかにした。

千島学説によると、生命が自然発生するとされているが、このソマチッドの
観察でソマチッドが赤血球から自然発生し、16段階のサイクルで菌糸体様の
変容を遂げるのが明らかになっている。免疫が低下するなどすれば、プロテク
ションバリアを超えて4段階から病的な変態をするようになる。13段階目には、
ガン患者に特有のレジスタンスという固い殻状の状態が現れる。

この不思議な生命体は、千島学説的な視点で言えば、心身のつながりを
示唆し、宿主であるヒトの喜怒哀楽にも反応をするのだという。
つまり、宿主が楽しく笑えば、ソマチッドも活性化し、免疫力が
高まっていることを表現し、宿主の健全さをアピールしている。
これも、健康のバロメータとしての働きである。
「心身の健康のバロメータであるソマチッドを摂取しても何も意味がない」
というネサーンさんの見解も頷けるものである。
書籍にも掲載されているので、ご一読いただければ、と思う。

ネサーンのソマチッドについて正しい知識が広まることを切に願いたい。
末尾になったが、書籍には、ガストン・ネサーン特別寄稿文、訪問団に
(団長として)参加された萩原先生や私の寄稿文も編集・掲載されている。

参考図書/『ソマチッドと714Xの真実~ガストン・ネサーンを訪ねて』(稲田芳弘著)
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。