後遺症が気になったら?

~~~免疫力を高める賢い方法

稲田陽子

コ○ナワ○○○摂取後にガンによる超過死亡率が増加
しているとした論文が発表され、文芸春秋にもそれについての
言説が掲載されたのに、マスコミを通した反響が物足りない
と思われる人も多いのではないだろうか。
なぜかこのあたりに関わらない風潮がすでに作られて
でもいるかのようにも思われてくる。しかし、せめて、専門家の
意見交換くらいは聞きたいものと思っても不思議ではない
にちがいない。

そうした状況の中、ワ○○○ユーザーに役に立つと思われる情報を
紹介してみたい。それが井上正康さん(大阪市立大学医学部名誉教授)
が推奨するワ○○○摂取後のセルフケアだ。

まず免疫力というのは、個人差もあり、同じワ○○○を摂取しても
皆が同じ反応をするというわけではない。副作用として出てくる症状も、
その程度も人それぞれなのだという。さまざま言われている中で
代表的なのは、血栓症であるが、もちろん全員がその病態に進展している
ということではないようだ。さらに心筋炎、自己免疫疾患、ガン、
感染症なども挙げられている。他にも、コ○ナ後遺症に類似した症状が
知られており、細胞が日々生まれ替わることから時間経過とともに
軽減したり、逆に残存することもあると言われている。

井上名誉教授は、心配な方、心当たりのある方は「有志・医師の会」に
相談をしてほしいと呼びかけている。その上で、有益と考えられる
「国民が安心して利用できる食品成分」や免疫力を改善する方法を
紹介している。

例えば、カテキンやエピガロカテキンガレードといったカテキン類は、
抗酸化作用があるだけでなく、「タンパク質に結合し代謝に影響する」。
エピガロカテキンガレードは、後遺症を見据えた「有力な対策因子」と
なっているそうだ。これなら、食後などに気軽に濃いめのお茶を楽しみながら、
免疫力を改善できるのではないだろうか。

ターメリックも、エピガロカテキンガレードと同様の働きをする。
これは、カレーのスパイスとしてよく知られ、インドでは、感染症予防
として常食されているという。柑橘類の成分であるノビレチンも、
予防作用として働く。

ナットウキナーゼは、納豆に含まれている成分で、血栓を溶かす
タンパク分解酵素。この納豆で血栓を予防するには、血液が滞りがちな
夜間帯に食するのが適している。

また、食物繊維も重要である。腸内細菌による腸内フローラが多様
であるほど、抵抗力、復元力が優れるが、この腸内細菌のエサになるのが
食物繊維で、消化吸収されないまま大腸に到達する。おもに海藻類や
根菜類に含まれている。海藻類と根菜類は、1:2の割合で食するのが
良いとされる。

オートファジー断食もおすすめだという。不要になった細胞を除去して
健全な細胞を残すのが断食の目的で、一種の自食作用によるものである。
飢餓状態に近づくと、オートファジーが活性化し、免疫力が改善される。
つまり「不要になった細胞」が取り除かれる。初めてオートファジー断食に
挑戦するなら、朝食を抜くだけで合計16時間の断食が実践できる「16時間
オートファジー断食」が無理がないようだ。

さらには、握力、噛む力、歩行力も健康を保つのに大切である。
詳細は、ワ◯○◯のデトックスについて書かれた井上正康さんの書籍を
お読みいただければ、と思う。これは、科学的であるとは、どういうことか、
生命とは何かなど、貴重な議論が多いに参考になる書籍でもある。

参考/有志・医師の会HP


					
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