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「空中露天風呂」その1

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「空中露天風呂」のことを紹介してから、ずいぶん時間が経ってしまいました。
「どんどん更新する」などと言っておきながら、これではまるで詐欺同然です。
その後「空中露天風呂」もかなりの進化?を見せ、周りの様相や景色もずいぶん変わりました。
ということで、改めて「空中露天風呂」の話を続けていきたいと思います。

「空中…」といっても、雲のように空に浮かんでいる風呂ではありません。
そういった気分も、あるいは多少は味わえるかもしれませんが、これはじつは丘のてっぺんの「木の上の小屋」に作られた風呂のことです。

「いったい、だ、誰がこんなものを!!」

札幌・西区にあるわが家のすぐ裏に、大きくて自然がいっぱいの丘陵公園があります。
そこは格好の散策コースで、四季折々木々や花々、野鳥や昆虫なども楽しめます。
で、その丘陵公園をてっぺんまで上ると、そこから先は私有地。そしてその私有地のいちばん見晴らしのいいところの木の上に小屋があり、そこに露天風呂が作られているのです。
これを作ったのは、阿部さんで、札幌で会社を経営しています。

やがてぼくはその場所を「空中露天風呂」と呼ぶようになりました。
ちょうどそのころはニフティのフォーラムで「風の悪戯」のシスオペを、そしてパティオでは「浮遊空間」などもやっていましたし、とにかく空にぽっかりと浮かぶようなのんびりした感じが大好きだったからです。

のんびり、ゆったり、のんきに、楽しく、そして自由に…、そんな人生を生きたいものだと思っていたぼくにとって、この空中露天風呂はまさに願ってもないものでした。
そんなわけで、友人や会社のみんなも連れて何度か風呂を楽しみました。
その下でバーベキューをやったり、友人のクラリネット演奏会もやったりもしました。
そんな話をあちこちですると、やっぱり「行ってみたい!」ということにもなってしまいます。
でも、それはあくまでも阿部さんの山であり、小屋であり、風呂なのです。
ぼくは阿部さんのその遊びに、単に便乗して楽しんでいるにすぎません。

勝手に人を風呂に連れてなど行くと、じっさい阿部さんは大変でした。
水を家からクルマに積んで丘のてっぺんまで運び上げなければなりませんし、その水をさらにポンプで上げてガスで沸かさなければなりませんでした。
しかし、それも今は「過去形」です。その後この山にはなんと電気が引かれ、さらに水道まで引かれるようになったのです。

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ということから、これまでは「阿部さんは風呂の準備をする人、ぼくは入るだけの人」というわけにもいかず、人に紹介はしてもなかなか風呂を楽しんでもらえるところまでは行きませんでしたが、これからはけっこう気軽に空中露天風呂を楽しむことができそうな気もします。 そこで今年の夏あたりは、「空中露天風呂でのオフ会」を企画するのも面白いんじゃないかと考えています。 夏なら風呂から青々とした日本海が見渡せますし、札幌の花火大会も思う存分楽しめます。 それに、風呂の下の人工池からはカエルの合唱まで聞こえてきます。 丘のてっぺんの空中露天風呂で聞くカエルの合唱というのも、なかなかおつなものですよ(笑)。

大急ぎで更新したため、まだ新しい写真は紹介できません。近いうちに最近の写真も掲載しますが、いまや木の下にも新しく小屋ができ、そこにはしゃれた茶室までできています。しかも茶室の室内には、何本かの雑木が床から天井を貫いて生えています(笑)。こういう空間で「リヒト珈琲」を味わうのも面白いと思います。

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