雨の中のドームづくり

この土日、斎藤牧場でドームづくりが行われました。 しかし両日とも、ものすごい雨…。 シートを張って奮闘しましたが、作業は思うようにはかどりません。 本当は夕方までに何とかかっこうをつけるつもりでしたが、「土方を殺すには雨が3日も降ればよい」とか何とかで、ボランティアたちみんなの動きもすっかり鈍ってしまいました。 今日(...

2000年06月:風は、ノマド(遊牧民)の時代へ

 今春の高校卒業生の就職率が過去最低と発表された。どうやら理由は不況とリストラの影響のようだが、その一方で、組織に所属することを嫌う若者たちが増えてきているともいう。いわゆるフリーター志願者が急増しているらしい。そして「定職」から離れた大人たちもまた増えつつある。いわゆる失業者の急増である。  かつて「無職・住所不定」...

有珠山レポート

先日、伊達市と虻田町、豊浦町に行ってきました。 天気はあいにく曇り、深い雲(霧?)に包まれて、有珠山は全く見えません。 今回は千歳からも人が乗り込んだため、自由気ままな行動はできませんでしたが、それでもいろんな発見がありました。 虻田町役場に着いたとき、役場前の広場には装甲車がずらりと勢ぞろいしていました。 しかも全車...

2000年05月:多数決とは別の、ウコチャランケ

 小渕首相が病に倒れ、森政権が誕生した。連立政権を考えた場合、どうやらこれがベストの選択肢だったらしい。日本の社会が議会制民主主義、つまり多数決の原理で機能している限り、過半数を取ろうとするのは当然の政治力学だからだ。だとしたら、森政権にベクトルが動いたとしても不思議ではない。  珍しく政治的な問題から書き始めてしまっ...

みどりと水と…

久々のドーム風景です。 どうです、すっかり緑に染まったでしょう。 裏山の木立、舗装されてない道路、未完成のままのドーム…… どう見ても、これは「ど田舎の風景」としか言えませんね<笑>。 いつもこんなところでうろついているものだから、 先日旭川で久々にネクタイを締めたときには、息が詰まりました<笑>...

「風」のごとく不思議な趙曽茂のこと

長い間そのままにしてきた中国のクラリネット奏者・趙曽茂さんの「風響」が蘇りました。 趙さんとはいったいいつ出会ったのか…、 もう記憶から消えてしまうくらい自然なお付き合いをしてきました。 彼は、そう、まるで風のような存在なのです。 風のようにぼくの目の前に現われ、 風のささやきのようなステキなクラリネットの音を響かせ、...

緑が混じってきたドームと空中露天風呂」

ドームの三角窓から、春の空とやわらかい緑が見えるようになりました。 いまは、まだらな点の集合体にすぎない緑ですが、 これからは緑が勢いよくどんどん広がり、色彩も鮮やかになっていきます。 うれしい季節の到来です。 ドームを訪問してくれた二人の友人(なんと!女性ですぞ)を案内して、 裏の山の「空中露天風呂」にも行ってみまし...

でんじはごろも(電磁波防止衣)とちょこ

今日は「でんじはごろも(電磁波防止衣)とちょこ」の話です。 先月、ある仕事で、バーバラ寺岡さんのご自宅を訪問しました。 バーバラさんは「風土&フード・ディレクター」で、エコライフの先駆者…。電気はすべて太陽光発電、水もすべて雨水利用でまかなっています。 またかつて、料理研究家として電子レンジの開発プロジェクトにも参加し...

2000年04月:恐るべしちっちゃな存在

 「俗に言えば、運が悪かったというべきか…」  新潟県警の不祥事問題で、正直すぎる小渕首相は、ふと本音を洩らした。この失言に対して野党各党からは激しい野次が飛びかったが、首相の言いたかったことは決して間違ってはいなかった。  そう、新潟県警の本部長は、誠に運が悪かったのだ。もしもあの日に行方不明だった少女が見つかってい...

白樺樹液とちょこ

久々のちょこちゃんの登場です。 今日は、2つのシーンをご紹介しましょう。 一つは、「白樺樹液とちょこ」……。 ドームの周りに生えている白樺の木に寄り添ってもらって撮りました。 初日には5本だけ仕掛けてみた「白樺樹液頂戴装置」でしたが、 その後すぐに拡大し、いまは12本の白樺の木から頂戴しています。 ボトルもちゃんとした...