グラスミルク

「グラスミルク」とは、「ファームエイジ」(本社当別町)が 2001年4月中旬から市民に提供する「草で育てた牛の牛乳」です。 ぼく自身このプロジェクトのサポーター役を担っていることもあって、 これからこのサイトで「グラスミルク」の動きをご紹介していきます。 まずは、「グラスミルク」の意味するものにご注目下さい。 今朝(2...

「農の風景」の理想

「粘土団子を蒔く」ことに意味、お分かりになりましたか? もうちょっと、続けさせてください。  僕の自然農法は、突き詰めれば粘土団子を蒔くことだけ。その中にすべてが含まれているんです。こんなことをいうと簡単すぎて、人はかえって疑うでしょう。しかし繰り返しますが、人間の手を加えるほどに自然というものはおかしくなる。だから作...

粘土団子

 というわけで「粘土団子」が登場してきますが、その概要についても紹介します。  粘土団子というのは、耕さず、肥料をやらず、除草もせずに作物を育てるためのいっさいが集約されたものですが、簡単にいえばこの中に、実は耕すことの意味、肥料をやることの意味などのすべてが詰め込まれているともいえるんですよ。  その作り方はしごく簡...

福岡翁のメッセージ

 そしてここから、福岡翁のメッセージが続くのですが、長すぎますので、その中から、面白そうなところだけを以下に拾い出してみることにしましょう。    自然農法は収量が問題だという人がいますが、ごらんのように決してそんなことはありません。見れば見るほどたくさんの実がついているのが分かるでしょ。スモモもあれば、キウイフルーツ...

自然農法

「自然農法」とは、あえていうまでもなく福岡正信さんがやっておられる自然農法のことです。福岡さんの自然農法は、決して新しい農業技術というのではなく、むしろ人間の生き方や社会のあり方そのものの根本に迫るものだと思います。 そこには、21世紀的な生き方と社会のあり方が、鋭くメッセージされているように思えます。以前四国の愛媛に...

斎藤さんのお話

この牧場は、牛が勝手に作ってくれた牧場なんです。  実際、熊笹と石ころだらけだった山を開拓してくれたのも牛ですし、きれいな草地を作ってくれたのも牛たちです。牛は毎日牧場内を勝手にのんびりと歩き回りながら、せっせと肥料も入れれば山や木や草地の管理もしてくれている。おまけに子をどんどん産んで増え、乳まで出してくれるんですか...

斎藤牧場の牛たち

この「山の牧場」の牛たちについては、ほかのコメントでも触れていますが、 ほかの牧場の牛と全く違うところは「自由で自然な暮らし」をしているということです。 ここで牛たちは、とにかく健康的な人生、いや「牛生」を送っているのです。 まず、何よりも健康的であるのは、牛たちがおいしい草を食べている点でしょう。 牛が草を食べるとい...

ドーム周辺でも「白樺樹液」を!

能書きを言うよりも、さっそく写真でご紹介しましょう。 すべてドームの周辺の白樺にセットした「白樺樹液頂戴装置?」です。 たまたま手元に大小5個のペットボトルがありましたので、そのぶんだけ白樺の木にセットしてみました。 すると、これが思ったよりもどんどん樹液を出してくれるんです。 で、わが社のみんなでそれを味わってみまし...

斎藤牧場の「白樺樹液」

白樺の樹液に関しては、有限会社さっぷというところでホームページを作って、その樹液「もりのしずく」を販売しています。 また「北の料理人」という本でも紹介され、プリンなどに利用されています。 このようにようやく広く知られ始めた「白樺の樹液」ですが、これは古くからアイヌの人々の健康飲料として利用されたり、また、さまざまな料理...

つづいて斎藤牧場便り

昨日(24日)のコメントは、もっぱら「白樺樹液」に傾いてしまいました。 それくらい、あのほのかな甘味に魅せられてしまったということでしょう。 しかしそれ以上に、斎藤牧場にはもっと香り高いものがあります。 そこにはなにより「心を癒す」なにかが息づいているのです。 だから斎藤牧場にしばらく身をあずけていると、心の芯から何か...