毒ガス住宅被害者からのSOS
今朝も「エコろじー」の読者から電話が入りました。 12月6日にぼくが取材に伺った「毒ガス住宅被害者」のIさんです。 今日の電話も、まさに悲鳴に近いものでした。 「このままでは殺されてしまう!」と…。 その事情に関しては「毒づけ住宅からの悲鳴」(現在非公開です)をお読みいただきたいのですが、 とにかくこの3日間、ぼくのと...
今朝も「エコろじー」の読者から電話が入りました。 12月6日にぼくが取材に伺った「毒ガス住宅被害者」のIさんです。 今日の電話も、まさに悲鳴に近いものでした。 「このままでは殺されてしまう!」と…。 その事情に関しては「毒づけ住宅からの悲鳴」(現在非公開です)をお読みいただきたいのですが、 とにかくこの3日間、ぼくのと...
懐かしい詩集がふと目にとまり、なにげなく開いてみました。 するとそのページには、ぼくの鉛筆の書き込みがありました。 「かなしいほどの明るさ」…。 詩の中の言葉です。 いつ、どんな場面で書き込んだのかは分かりませんが、きっとそのとき 「かなしいほどの明るさ」を胸に感じていたのでしょう。 ……その詩を以下に紹介してみます。...
二〇〇一年一月…、二一世紀の出発だ。この世紀は果たしてどんな社会を創り出すのだろう。二〇〇一年は新世紀の初年であると同時に、二千年期の始まりでもある。それだけについ大上段から歴史的な妄想?にふけってみたくもなる。 それにしても、よくぞこんな時代に生を受けたものだと思う。「こんな時代」というのは単に歴史の数値的な変わ...
いまや「世紀末」「新世紀」「ミレニアム」等々の言葉が巷にあふれている。そう、二〇〇〇年の一二月は、二〇世紀から二一世紀へとミレニアムなジャンプをする最後の助走段階、間もなく歴史的な二一世紀の幕が開く。 もしも世紀を表示する時計があったとしたら、20が21へと変わるその瞬間は確かに感動的にちがいない。が、それはどこか...
友人の会社が、いまたくさんの「失業者」たちの身の寄せ場になっている。いや正確には、まともな仕事から見離された人々(諦職者?)の吹き溜まりと言うべきだろう。失業者と諦職者…、両者はいったいどこが違うのだろうか。 27歳のA君は子供の頃の病気の影響で思うような仕事ができず、これまでに一度も正規の社員になったことがない。...
たしか、こんなユダヤジョークがあった。 「からだ(体調)は心(気持ち)の影響を受け、 心は、財布の中身に左右される」 かつてはこのジョークを微笑みながら語ったものだが、いまでは語ればほおがひきつり、切実さが身にしみる。そう、日本人の多くはいま、財布(経済)のその中身(不況&不安感)によって、こころがすっかり萎え...
沖縄サミットを契機に、いよいよ「IT革命」が世の中の空気を熱し始めた。新聞からもテレビからも、「IT」なる言葉が大手を振るって飛びだしてくる。ここまでITが流行語になってしまうと、ついWhatis IT? (それって、いったいなぁに?)、あるいは「ITよ、いったい、てめいは?(何者だ!)と、皮肉っぽく茶化したくもなっ...
久々にサハラ砂漠の遊牧民(トゥワレグ族)の娘、マリアンさんとゆっくりお話することができた。マリアンさんは、海外青年協力隊員だった日本の青年と結婚して、以来一六年間日本に住んでおられる方である。 「初めて日本に来たとき、何もかも砂漠の暮らしとは違っていて、ただとまどうばかりでした。またどこに行っても緑が豊かなことに深...