【このカレンダーを企画した趣旨】 昭和59年1月、洞爺湖湖畔で一人の小学生が、暴走車にひかれてなくなりました。 その名は、沢口敏くん…。亡くなったあと、その短い人生の結晶として、67点の絵が残されました。 絵が大好きだった沢口敏くんは、小学3年のときから絵の勉強を始め、わずか3年あまりの期間に数多くの国際的コンクー...
有珠山噴火と故沢口敏くん
昨日NHKテレビで「予知された噴火」という番組が放映されました。 そのなかに沢口さんご夫婦が登場してきましたが、あの噴火でぼくがまず思ったのは「沢口さんは?」ということでした。 というのも、沢口さんの家は激しい噴火が続く西山噴火口の一番近くにあり、下手をすれば噴石でハチの巣状態になる危険にさらされていたからです。沢口さ...
避難所でカレンダーを手渡しました
いざ、豊浦へ! 5月4日、沢口敏くんのご両親にカレンダーを手渡すため、避難所のある豊浦町に出向きました。家を出発したのは午前10時過ぎ、2時の約束でしたが、連休の渋滞を見越して、多少の余裕をもって出かけたのです。 しかし渋滞は予想以上のもので、特に中山峠を下りた辺りから喜茂別に至る道路はひどい状態でした。これでは約束時...
空気社会・日本?
町内会って、なんだっけ? とても面白い物語? これからとても面白い物語?を紹介します。 題して、「宮丘公園物語」…。 と言っても、公園を紹介するものではありません。 日本のお役所と町内会なるものの不思議を考える物語です。 わが家のすぐ裏に宮丘公園という大きな市の公園があります。 そこは札幌市民の緊急避難場所にも指定され...
グラスミルク
「グラスミルク」とは、「ファームエイジ」(本社当別町)が 2001年4月中旬から市民に提供する「草で育てた牛の牛乳」です。 ぼく自身このプロジェクトのサポーター役を担っていることもあって、 これからこのサイトで「グラスミルク」の動きをご紹介していきます。 まずは、「グラスミルク」の意味するものにご注目下さい。 今朝(2...
「農の風景」の理想
「粘土団子を蒔く」ことに意味、お分かりになりましたか? もうちょっと、続けさせてください。 僕の自然農法は、突き詰めれば粘土団子を蒔くことだけ。その中にすべてが含まれているんです。こんなことをいうと簡単すぎて、人はかえって疑うでしょう。しかし繰り返しますが、人間の手を加えるほどに自然というものはおかしくなる。だから作...
粘土団子
というわけで「粘土団子」が登場してきますが、その概要についても紹介します。 粘土団子というのは、耕さず、肥料をやらず、除草もせずに作物を育てるためのいっさいが集約されたものですが、簡単にいえばこの中に、実は耕すことの意味、肥料をやることの意味などのすべてが詰め込まれているともいえるんですよ。 その作り方はしごく簡...
福岡翁のメッセージ
そしてここから、福岡翁のメッセージが続くのですが、長すぎますので、その中から、面白そうなところだけを以下に拾い出してみることにしましょう。 自然農法は収量が問題だという人がいますが、ごらんのように決してそんなことはありません。見れば見るほどたくさんの実がついているのが分かるでしょ。スモモもあれば、キウイフルーツ...