2000年11月:「諦職者」たちと、ノーベル環境賞?!

 友人の会社が、いまたくさんの「失業者」たちの身の寄せ場になっている。いや正確には、まともな仕事から見離された人々(諦職者?)の吹き溜まりと言うべきだろう。失業者と諦職者…、両者はいったいどこが違うのだろうか。  27歳のA君は子供の頃の病気の影響で思うような仕事ができず、これまでに一度も正規の社員になったことがない。...