8/5、平原誠之ピアノ・コンサート迫る!

~~~夏の醍醐味!平原音楽+チェロのコラボ
六花亭ふきのとうホール(札幌)、開演14:30〜
(入場/一般5000円 学生2000円 飛翔之会4,500円
チケット/飛翔之会in北海道 TEL090-6571-9611)

 

稲田陽子

まさに「ピアノはこう弾かなければならない」という「定説」を覆し、
活動を続ける平原誠之さんのコンサートが今夏も開催される。
8月5日(土)14時半(会場14時)開演、六花亭ふきのとうホール
(札幌市 中央区北4条西6丁目3-3 六花亭札幌本店6階)が
その熱気ある演奏の舞台だ。

平原さんのピアノは、「平原音楽」と言われるように、単なるクラシック
という領域から独自の境地を開拓した演奏スタイルを確立し、国内はもとより、
海外にもそのファン層を広げている。

うつ病のような気分だったという方が平原さんの演奏に感動し、「蘇った」という
不思議な体験を語るのも、何ら不自然さを感じさせないのが平原さんの
ピアノである。そうした体験も珍しくないと言われているのも、さもありなん!
その音色がチャクラを開いてしまうということもあるわけで、
まさに理にかなったことなのだろう。
であれば、代替医療的に見ても、平原音楽は、十分に恩恵をもたらす
ように思われる。

平原さんと言えば、数年前、夫の「稲田芳弘メモリアル(フォーラム)」を
開催した時に、コラボを引き受けていただいた思い出がある。
この時も、観客の期待にダイナミックに応えてくださり、その演奏は
スタンディングオーベーションで終了した。

さて、ボブ・ディランは、昨年誰もが予想だにしなかったフォークソング
「風に吹かれて」の作詞でノーベル文学賞の快挙を得た。
これでカリスマ的な吟遊詩人・ボブ・ディランは、本人の意識は別にして
世に言う「詩人」というジャンルにはめられ、世界的な権威に認められる
ことになった。

確かに、その詩はメロディーと一体になって普遍的な感動と共感を
与えるに十分なものであることに間違いはない。

メモリアルはそれよりも4年も前だが、私は、なぜかその詩とメロディを
 メモリアルのスパイスにしたくなり、平原さんにその曲を元に編曲をしてもらい
 ピアノ演奏してもらえたら…と閃いていた。
 そんな私の思いに応えるように、当日、平原さんはその初演を見事「平原音楽」
 にして、披露してくれた。

それにしても…まさか、その当時、ボブ・ディランが物々しく「詩人」として
ノーベル賞の前に引きずり出されるとは、本人も夢にも思わなかっただろう。
人生は不可思議なものであるが、ノーベル賞に特別の関心を持たないことに
している私も、これには別な意味で縁を感じ、嬉しく思っている。

夫、稲田のメモリアルと平原音楽とボブ・ディラン…このユニークな
「組み合わせ」に感謝いっぱいといったところである。ここにあるのは、
クリエイティブへの意思であり、何か未来へのイノベーションを思わせる。

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平原誠之ピアノ・コンサート、チケットのお申し込みは
飛翔之会in北海道 TEL090-6571-9611(山本)まで。

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