新春事始め、「奇跡」のナゾを解く


〜〜〜空間を友として…保江邦夫さんの『神様に溺愛される人の法則。
ついに、愛の宇宙方程式が解けました』まさにセンスオブワンダーの世界が!

 

稲田陽子

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

年末に、ある方からいただいた書籍『ついに、
愛の宇宙方程式が解けました』(保江邦夫著)を読み、
量子論的に愛を読み解くユニークな試みに
感動しつつ、新年を迎えました。

著者の保江さんは、あの渡辺和子さんが学長を務める
カトリック系女子大学の教授で、
理論物理学者らしく素粒子論の大御所的存在と言えます。
湯川秀樹の「素粒域理論」にももちろん造詣が深く、
今回の新刊書では、「空間素粒域理論」の先駆的な解説を
たっぷりとしています。

ダイナミックにアカシックレコード(ゼロポイントフィールド)
なるものまでを量子論で説明する態度は、アンチ科学的どころか
非常に科学的なチャレンジだと思われます。それこそ、何もない空間など
存在しえないわけですが、果たして、そこにあるものは、目に見えるもの
だけなのでしょうか。この前提を意識しながら読み進めるうちに、
いつのまにか私自身の日常感覚の内側に入り込んでくるのがわかります。

その根底に流れる感性がいちいち納得できるのですから、
読んだ甲斐があるというものです。
それぞれが含まれている空間には、量子論的に展開される奇跡的な運や選択的
人生が存在していると言えば、わかりやすいのでしょうか。
単なる物質的な素粒域だけでなく、そこには時空を超える原理があり、
まさに空間は生きているのだと、気づかされます。
とどのつまり、私たちの物質的本性は素粒子であるのと同様に、
その精神は時空を超えた素粒域に支配されているというのも、
あながち非現実的なことでもありません。

中島敏樹さんの『水と珪素の集団リズム力』には、ルルドの水を分析した
結果が報告されています。それによると、ルルドの湧き水は、単なる地下水とは
また異なる場のエネルギーを取り込んだ機能水に変容しているものだと、
波形と数値で分析結果が記されています。これは、祈りなど気のエネルギーが水に
反映されて、水の性質が変化している証拠となっています。

これ自体が、保江式空間素粒域理論の一つの証明となるはずです。
つまり、物質としての素粒子と非物質としての素粒子が同時に存在していることになります。
実に、保江さんが見えないエネルギー空間が私たちに愛や幸福を贈って
くれていると、ご自身の体験を重ねながらこの書籍で明解に書かれているように、「愛の宇宙方程式」は、そうした「空間」の中ですでにそれぞれの答えを
内在しているのかもしれません。

幼いとき、雨のしずくが流れる窓を見て、初めて空間を意識したという保江さん…
その悟りに似た集中力は何となく想像できますが、それは、後の保江さんに
空間を友とした原風景となっており、私人としても物理学者としても
大なり小なり「奇跡としか思えないような体験」を繰り返す人生を
暗示させることになります。

空間と言えば、漠然としているものの、何か特別なものというわけではなく、
日常的なものも含めあらゆる空間が対象なのは言うまでもありません。
朝から晩まで、私たちは空間という場に生きています。
この空間を「友とする」生き方へのシフトは、ガン患者ならずとも
現代社会に生きる老若男女に不可欠の知恵と恵みともなりそうです。

『ガン呪縛を解く~千島学説パワー』にも、コヒーレントな光という表現で、
この空間を示唆するような箇所が出てきます。その光は、宇宙の本質につながるものであり、私たちがその一部となる概念を含んでいると考えられます。
それは、保江さんが「時空を超えた」と言われているエネルギー領域に相当し、その領域でさまざまなケアがなされるのだということを意味します。
千島学説の「気血動の菱和」とつながって不思議ではありません。