1999年07月:1999年7の月…ありがとうノストラダムスさん

 ついに「一九九九年七の月」がやってきた。  果たして、ノストラダムス研究家の多くが言っているように、まもなく恐怖の大王が空から降ってくるのか。人類に破局は訪れるのか…。  九九年七月のシニカル・エッセイともなれば、まさにこれは格好のテーマである。  実際、世紀末的な色合いはますます濃く、コソボを巡るNATO軍のユーゴ...