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シックジャパン | 稲田芳弘コラム
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シックジャパン

早く「掲示板」を回復させたいのですが、もう少し時間がかかりそうです。
そのためしばらくは一方通行になってしまいますが、とにかく少しずつ書き加えていきたいと思っています。

ところで長い間沈黙していたホームページが、不完全ながら息を吹き返した直後、何人かからご丁寧にもメールをいただきました。
途切れていたつながりが元に戻った感じで、とても嬉しく思いました。
みなさん、本当にありがとうございました。

さて、その後の近況ですが、これまた止まっていた「エコろじー」の簡易版をなんとか作りました。
本当は12月に出す予定だった新聞を復活させたかったのですが、それにはもうちょっと時間がかかりそうなため、取り急ぎ軽印刷で「A4・4ページ」の簡易版を作ったようなしだいです。

なぜそんなに急いで作ったかと申しますと、ぼく自身が巻き込まれた「有害化学物質」の害を一日も早く伝えたかったからです。

「汚れっちまった 悲しみに…」という詩がありました。
とても心打たれ、胸がキューンとなる詩です。
この詩ではありませんが、「汚れっちまった 悲しみ」が、各自の自覚あるなしにかかわらず、いま日本列島全体に渦巻いています。
と言っても、ピンとこないかもしれません。
でも、この問題は非常に複雑でややこしい問題であり、ぼくとしては、ほとんどの病気や体調不調の根本原因になっているのでは?
と思っているほどです。

最近になって、ようやくシックハウス、シックスクール、シックビルディングという言葉が広がり出しましたが、さらに言えば「シックジャパン」という認識こそいま必要なような気がします。
ここでいう「シック」とは文字どおりまず「体の病気」であり、「心の病=精神障害・神経障害・行動障害」もその中に含まれ、さらに「社会システム」や「考え方」「経済」などの現実もそれは意味します。

こんなことぼくが改めて言うまでもなく、たぶんそれぞれが「なんかおかしぞ?」と思っていることでしょう。
だからこそ「シックジャパン」…。
日本はすっかり深い病に冒されてしまっているのではないでしょうか。

ところでこの絶望的なシックジャパンに身を置く者にとって、果たしてそこからの希望の出口はあるのでしょうか。
これに関して、村上龍の小説『希望の国のエクソダス』が、とてもシンボリックなものを提供してくれているような気がします。
もしまだお読みでない方がおられましたら、ぜひご一読いただきたいと思います。

ぼくとしては「シックジャパン」に必要なものは、「エコロジー・シフト」ではないかと考えています。
と言っても分かりにくいため、いま「エコろじー村」の建設準備に入っています。
これに関しては改めて詳しく書きますが、要するに一つのモデルを作り上げ、頭の脳味噌ではなくて、目や手や実感できる具体的なものが必要だと思うからです。

そんなこともあり、雪解けからの「エコろじー村」建設を吹聴したところ、さっそくあちこちから反応が起きてきました。
その中には「大沼湖畔180ヘクタール」や「南茅部町600ヘクタール」
などといった、とてつもない規模の構想も含まれています。
もちろん札幌周辺でもさまざまな動きが起こり始めています。

実はこの土日、そのことで新しく4人の方に会って話しました。
いずれも「エコ」に関心のある方々ばかりです。
12月からの2カ月間、ぼくは毒ガスでひどい目に遭いました。
でも、その怖さご激痛を味わったからこそ、「エコろじー村」の意味するものがはっきりと見えました。
その意味で、とても素晴らしい新世紀を迎えたのだとも考えています。

このサイトは、再びゼロからの再出発ですが、これからいろんな面白い話や動きをメッセージしていきたいと思っていますので、どうか今後ともよろしくお願いいたします。
(今日はこの辺で……稲田芳弘)

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